今日のまとめ
 本川越駅発7:09-西武秩父線-飯能駅8:02  飯能駅発8:14-バス-名郷着9:00

 名郷9:05-鳥首峠登山口9:50-白岩廃村10:10-鳥首峠10:55-滝入りの頭11:46-しょうじくぼの頭12:06-秩父方面の展望が開けた所12:10〜12:45-橋小屋の頭12:56-有馬山(たたらの頭)13:27-橋小屋の頭14:01-蕨山14:50〜15:00-名郷バス停16:35

 名郷発16:48-国際興業バス-東飯能駅着17:40
 東飯能駅発18:03-JR線-川越駅着18:42        総行動時間は7:30でした。

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 今回は昨年の3月に登った蕨山を鳥首峠から登ってみたのだが、同じ山でもルートが違うと全く感じ方が違ってくることがわかり収穫であった。また有馬山へ始めて足跡を残すことが出来て良かった。水が足りなくなって下山路を短縮したが、これも正しい判断であったと思う。

 山頂で3時まで休憩して下山を始めたが、これがまた相当の急下降で、ストックを格納したいぐらいの傾斜だったが、面倒なのでそのまま下った。2〜3回休憩をしたが1回目の休憩で二人とも水が無くなった。短距離の下山路を選んで正解だったようだ。気温が高くなったので、水分の必要量が増えたのだろう。支稜下降点で右の山腹道になるがこの辺から勾配が楽になった。少し行った所で携帯が鳴った。見ると友人からのメールで、来週休みが取れたので山に行きたいという。まだ下山途中たけなわなので嬉しいような辛いような実に複雑な気持ちであった。
 しばらく行くと水場が有ったので、沢水でたっぷりとのどを潤し、名郷のバス停に向かって歩いていった。

14:01

12:55

橋小屋の頭

14:50

蕨山展望台

 今回始めて気がついたが蕨山にはピークが二つあって、名郷への下り道のあるほうが山頂で、その先にある下の写真のピークは展望台だそうである。

13:27

有馬山(タタラの頭)

 少し下りになってまた登り返すとショウジクボの頭というところに着いた。ここから左に下ると白岩へのふみ跡があるらしいが確認はしなかった。
 この先がかなりの急下降だ。下りきってからきつい登りを登り返すと平らな見晴らしの良いところに出た。そしてそこに人が休憩しているのが目に付いた。先行登山者か・・と思ったがそうではなく、伐採の仕事をしているらしい。ヒノキの香りがして伐採直後のようだ。挨拶を交わしてここで昼食にすることにした。伐採のおかげで、ほとんど木が無くなったので、秩父方面の山並みの見晴らしがすこぶる良い。眺めを楽しみながら昼食後歩き始めると、先ほどの人は登山道に横たわって顔に手ぬぐいを乗せて昼寝をしている。気持ち良さそうだ。その横を起こさないようにそぉ〜っとすりぬける。ひと登りで有馬山(橋小屋の頭)に着くことが出来た。尾根を直進すればタタラの頭(有馬山)で左に行けば蕨山だ。左に行けば楽が出来るのだがここは我慢して直進することに・・・。

 往復で一時間ほどかかるので、がんばって歩いた。小さなピークが幾つも有ってその都度登り下りがあるので、当たり前だがかなり辛くなってきた。6個目位のピークを越えた頃ようやく有馬山(タタラの頭)に着くことができた。なんとここの標識は壊れていて写真のような無残な状態になっている、しかしうっすらと有馬山の文字が読み取ることが出来た。間違いなくここは080515蕎麦粒山で見た有馬山だ。山頂は木々に囲まれていて展望はあまり良くない、葉の落ちた木の合間から垣間見る程度なので、これから先の季節、木々に葉がついたらほとんど展望は望めないであろう。やはりそんな事が寂峰と呼ばれる所以なのであろうか・・・。
 小休止後橋小屋の頭まで戻った。戻り時間の方が行きと比較して10分ほど早い、標高差の関係であろう。尾根を右折して蕨山を目指して下っていった。それにしても急な下りだ。断面図を見ると解るが、一気に150m以上下る。蕨山への登り返しがかなり強そうだ。
・・・が標高差の関係でそれほどの登り返しは無かったのだが、山頂につく頃は二人ともかなり疲れてきたようだ。 筒の残り水も底をつく寸前であったのと時間的関係で、今日はここから名郷へ下ることにして、写真撮影をした。左手に武川岳、大持山、中央から右手に奥武蔵や奥多摩の展望が得られた。

12:06

ショウジクボの頭

11:46

滝入りの頭

11:27

木の根岩角につかまりながら・・・

ルート
断面図へ

10:55

鳥首峠

 廃村に出る少し手前で、鳥首峠らしい高みが見えた。
 鳥首峠の由来についても諸説あるらしい。峠の上の部分が鳥の首のように細くなっているから・・とか、名栗からの落ち武者を浦山の衆が待ち構えて捕らえ、その首を取ったという取首説・・渡り鳥の通り道だったという鳥窪説・・・峠の名前一つとっても、まさに諸説紛々である。
 薄暗い植林帯、ツズラ織の道をあえぎながら登る。途中水場があったが、水筒に汲めるほどの水量では無かった。



 そのうちにヒョッコリと鳥首峠に飛び出した。このまま真っ直ぐ行けば浦山川から秩父へ下る道で、右へ行けばウノタワから大持山方面である。しばらく休んでから左の有馬山方面を目指して行く。

 これからは尾根の登りになるので、樹幹越しの展望が垣間見られるだけ、少しは救われるが、急な登りの連続で、木の根や岩角につかまりながら息を切らせてヒィ〜ヒィ〜言いながら登る。


 いったん傾斜がゆるくなって一息ついたが、すぐまた急な登りになる。そんな繰り返しでようやくの思いで滝入りの頭に登りついた。
 ここからはこの間登った大持山方面が良く見えてその裏側に武甲山が、頭の先だけをほんの少しだけのぞかせている

10:00

白岩廃村

9:56

鳥首峠・?

 本川越の駅7:00集合で出発した、飯能駅発8:14のバスで名郷まで、料金は790円で合計16枚の硬貨を、使い勝手の悪い(スモカードを持たない私はいつもバスに乗るたびにそう思う)料金箱にジャラジャラ〜ンと入れて下車したのはちょうど9:00頃であった。
 これから一路車道を西へ・・西山荘のところで天狗岩経由武川岳への道を右に分けて歩いていく。車道の左手はずっと沢が流れていて、この前名前を覚えたばかりのダンコウバイが咲いて綺麗だ。
 さらに妻坂峠への道も右に分けてひたすらコンクリートの車道を石灰採石場のある鳥首峠登山口まで歩き、此処からようやく事務所の右にある登山道に入った。
 採石用トロッコの線路としばらく一緒に歩いて行く、線路と別れ少し歩くと廃村に出た。白岩の廃村だ。後で調べたのだが1994年(平成6年)に廃村になったという。それほど古い話ではない。どんな理由があったのだろうか・・・
当たりの良いその場所で、当時住まわれていた方々の思いや経緯について思いを馳せながら休憩をした。長年住み慣れた家を跡片付けも早々に去らねばならなかった人々の無念さを思えば、その理由について勝手に想像して言の葉に載せることは、厳に慎まねばなるまい・・・とその時私は思った。
 

 蕨山は前回080322蕨山で、金毘羅尾根を下っているが今回は鳥首峠から登って、橋小屋の頭から有馬山のピークを踏んで往復、蕨山を登って時間と体力が許せば金毘羅尾根から名栗湖に下りて、桜見物とさわらびの湯で入浴して帰宅という割と贅沢な企画だ。有馬山は080515蕎麦粒山で有馬峠から眺めた山で、その時登りそこねてしまったので、今回ついでに行ってみる事にしたのです。
 そして今日はその昔高校時代に一緒に山を歩いた事のあるNさんと一緒です。

 
090407 有馬山・蕨山